ウッドガスストーブも

先日の冬キャンプでは木質ペレットをメインの燃料として利用するためにロケットストーブを作成して持っていきましたが、他にも手軽に使えるようにウッドガスストーブも作成して持って行っていました。

f:id:fishingandcamping:20191214131841p:plain

一つは一般的な構造(図の左側)で小さ目のものを、もう一つは二次燃焼用の吸気筒と燃焼室の配置を逆にしたもの(図の右側)を作ってみました。

 

f:id:fishingandcamping:20191214132217j:plain f:id:fishingandcamping:20191214132223j:plain f:id:fishingandcamping:20191214132229j:plain

小さめのウッドガスストーブにはトマト缶と防水スプレーの空き缶を使いました。

こちらは当たり前ですが普通にウッドガスストーブとして使用でき、小枝を燃やすのにちょうどいい感じでした。

 

f:id:fishingandcamping:20191214132550j:plain

もう一つのウッドガスストーブにはミルク缶とジュースの空き缶を使いました。

f:id:fishingandcamping:20191214132759j:plain f:id:fishingandcamping:20191214132856j:plain

f:id:fishingandcamping:20191214133109j:plain f:id:fishingandcamping:20191214133140j:plain

ジュースの空き缶は飲み口側を缶切りで切り抜き、底側の側面に8つほど穴をあけました。これをミルク缶の底に穴をあけて差し込み完成という超簡単構造。ただし、底面の吸気孔が不足している恐れがありますが、この辺りは燃焼具合を見ながら調整していきたいと思います。

 

f:id:fishingandcamping:20191214133614j:plain

実際に使ってみると中央の吸気筒から温められた空気が供給され二次燃焼を起こしているのが見えます。ただし、当然のことながら中央の吸気筒が邪魔で端材や小枝を入れるのにはあまり向きません。

なぜこんな形にしたかというと冒頭で書いたように木質ペレットを主燃料にしたかったので、ペレットと空気の割合を変えたかったのです。ただ、やはりこのままではペレットをある程度の量入れた場合に、一時燃焼のための酸素供給が足りていない印象だったので、底部の側面にも穴をあける等して吸気量を増やしたいと思っています。