ブラインドで
先日の連休に久々の渓流釣りに行ってきました。
残念ながら連休初日には行けなかったため、前日までにかなりの釣り人が入った様子で、魚がスレてしまいなかなかにシビアな状況でしたが、結果的には家族の人数分のおかずも確保できある程度満足の行く釣行となりました。
その中でも特に嬉しかったのが、この場所。
写真に赤い矢印で示したように、川の流れが岩に当たっているところで、こちら側からは直接目視することが出来ない場所です。
この辺りではイワナが良く釣れるのですが、イワナは岩魚と書くように岩場が好きな魚で、このような川の流れが当たるような岩陰に居つく可能性が高く、赤い矢印の流れに乗せてフライを流してやればかなり高い確率で食いついてくれると予想できます。
ところが、イワナやアマゴといった渓流魚はフライに食いついてもすぐに吐き出してしまうため、適切なタイミングでしっかりとアワせを入れてやらないと釣り上げることは出来ません。
そこで、見えないながらも糸の出具合や水の流れる速さからフライの位置を予測し、食いつくならこのタイミングだろうと思うところで、グッと竿を立てると手に軽く痺れるようなビビッという反応が返ってきました。
こうして釣れたのがこのイワナ。
サイズは18㎝と小ぶりですが、全てを完全にコントロールできたと思える釣果で大満足の一匹でした。
その後は前回と同様にそこら辺に落ちている小枝を集めて、チキンラーメンで昼食とし、少し休憩してから下り始めたのですが、この1年、コロナ禍を言い訳に引きこもっていたせいで体力が大幅に落ちており、普段なら1時間で帰る距離を2時間以上かけて帰る羽目になりました。
少し体力づくりをしなければなりませんね。