ロケットストーブその1

最近、朝晩は肌寒くなりいよいよ秋が深まってきたなぁと感じています。

そこで、今後のキャンプに向けて何か暖房器具を導入しようと考え、いろいろと調べてみましたが、ガスストーブはコスパが悪く、石油ストーブはいちいち残り油を抜くのが面倒くさい。

調べては悩み、調べては悩みを繰り返した結果、思い切って武井バーナーを購入しようと思ったものの、まったく手に入らない・・・

そこで、まずは廃材でロケットストーブでも作ってみようかなと思い始めた矢先に、一斗缶が3つ手に入りました。

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一斗缶を使ったロケットストーブについてはたくさんの記事があり、どれも参考にはなるのですが、ほぼすべてエビ管が使用されており、試作1号機にお金をかけたくない私の方針には合いません。そこで、すべての材料を一斗缶から切り出すことにしました。

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一斗缶を開いて切って、折り曲げて・・・

 

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組み立てたら、断熱材としてパーライトを入れて、封をします。

 

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右側の燃料投入部を垂直に立てて木質ペレットを、水平に接続して木切れなどを投入するように可変型にし、中央の天板に鍋やヤカンをのせて調理できるようにしたのですが・・・

2点大きな問題が発生しました。

一つは見てわかるように左側の煙突が短すぎること。

もう一つは内部のヒートライザーの出口と天板の間の隙間が狭すぎること。

この2点の問題のせいで吸気が弱く十分な燃焼が得られません。

 

この試作1号機は次の一斗缶が手に入るまでお蔵入りとなりました・・・無念